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オランダで空前の大ヒットを記録した『ネコのミヌース』は、“本物の女王を超える女王”と呼ばれる児童文学者アニー・M・G・シュミットの同名小説の映画化。「オランダの日常を知り尽くしたシュミットの作品には、生き生きとしたオランダがある。だからこそオランダ中が彼女の作品を読む」と評されるシュミット女史の作品の数々は、多くの受賞歴や賞賛を受け、ヨーロッパを中心にひろい年代のファン層をもっている。『ネコのミヌース』も、最も名誉ある児童文学賞“銀の石筆賞”を受賞した作品だ。
オランダ語で小さな猫つまり日本語の“タマ”のような意味の“ミヌース”という名のネコが人間の女の子に変身してしまう。この破天荒な物語に惚れ込んだフィンセント・バル監督とプロデューサーのバーニ−・ボスは、共に脚色を手掛け、この上なくキュートな逸品をつくり出した。
キャストには、カリス・ファン・ハウテンはじめ一流演技派俳優がそろい、さらにネコまでもが演技達者な魅力を発揮する。また、撮影は『カストラート』『八日目』『ノー・マンズ・ランド』等の達人ウォルター・ヴァン・デン・エンデが、ネコ視点の世界やファンタジー調の小粋な映像を提供。そして、日本語吹き替え版では、ミヌースを室井滋、記者ティベを利重剛が担当。意気のあったかけ合いは、オリジナルのエスプリを充分に堪能させてくれる。
『ネコのミヌース』は、本国で公開後100万人の動員記録をつくり、オランダのアカデミー賞に相当するオランダ映画祭・最優秀作品賞および最優秀女優賞を受賞。70カ所を超える国際映画祭で上映され、数多くの作品賞・女優賞に輝き、今日も世界のどこかで上映され続けている。みんなにさわやかな“シアワセ”をつれてくる大ロングラン作品なのである。
【受賞歴】
・オランダ・アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀女優賞受賞
・2002年モントリオール国際子供映画祭・最優秀作品賞
・シカゴ国際子供映画祭・子供審査員賞(最優秀国際映画部門)
・カイロ国際子供映画祭・子供審査員最優秀作品賞
・ハリファックス青年国際映画祭ゴードン・バーソンズ賞
・2001年オランダNFCゴールデン&プラチナ・アワード プラチナ賞
・ハーグ2002年オランダ映画の夜 ジェニー賞
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