ひっこみじあんの新聞記者
ティベの前に現れた
ミヌースはオシャレで礼儀正しいけど、ちょっとヘン。木に登って降りられなくなったり、キスの代わりに鼻をスリスリしたり。お魚屋さんが大スキで、町中のコトを何でもよく知っている。そう、
ミヌースは、ある日とつぜん、ネコから人間になっちゃった女のコ。

雨の夜、
ティベの部屋に窓からやって来た
ミヌースは、
ティベの住み込み秘書となり、町中のネコ・ネットワークを駆使して、ティベに極秘ネタを提供、かくしてティベはスクープ記事で一躍、注目のマトに。
ミヌースがやって来るまで
ティベの一番の仲良しだった大家さんの娘ビビは、ちょっとだけご機嫌ナナメ。けれど、やがて
ミヌースの秘密を知って、すっかり
ミヌースと意気投合する。
“環境にやさしい芳香剤”の町一番の大きな工場を経営する
エレメートさんは、町の経済功労者で、住民の評判も特上の、町の名士。動物友の会から表彰を受けることも決まった。ところが、本当の
エレメートさんには誰にも言えない秘密が…。
そして事件が起こった。
魚屋さんの
ハリーのワゴン車が、あて逃げ事故に巻き込まれたのだ。「牧師夫人が見てたのよ!悪いのは
エレメートさんなの!」うったえる
ミヌースを信じて記事を書いた
ティベは、はたしてクビ。

実のところ、
エレメートさんにはウラの素顔があった。
自宅に入り込んだネコを殴り、生まれたばかりの仔猫たちをゴミ箱に棄てる。本当は動物や植物なんて大キライなんだ−−。
怒り心頭に達した
ミヌースたちは、ネコ会議をひらき、相談する。
それはもう町中のネコたちが、
エレメートさんをやっつけるために立ち上がった…!。